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医療情報のプライバシー保護と利活用に関するシンポジウム

医療情報のプライバシー保護と利活用に関するシンポジウムが3/25(月)に、全社協・灘尾ホールにて開催された。株式会社日立コンサルティング、一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS-DC)の主催、一般社団法人日本医療情報学会(JAMI)、一般社団法人医療情報安全管理監査人協会(iMISCA)の協賛による、医療情報の利活用、とくにプライバシー保護データマイニングについてのシンポジウムであった。

プログラム
14:00-14:03 開会挨拶((株)日立コンサルティング)
14:03-14:15 来賓挨拶(内閣官房, 総務省, 厚生労働省, 経済産業省)
14:15-14:45 1. 基調講演1 医療情報利活用の課題と期待 山本 隆一(東京大学, MEDIS-DC)
14:45-15:15 2. 基調講演2 医療情報PPDMの可能性   辻井 重男(中央大学)
15:30-16:30 3. 医療情報PPDMの事例紹介
- 興梠 貴英(東京大学)
- 美馬 正司(日立コンサルティング)
- 高橋 克巳(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
16:45~17:55 4. パネルディスカッション
医療情報のプライバシー保護と利活用 – 医療情報の健全な利活用促進のために何が必要か
- 司会 山本 隆一(東京大学, MEDIS-DC)
- パネリスト 石川広己(日本医師会), 鯨井佳則(厚生労働省), 興梠貴英(東京大学医学部附属病院), 高橋克巳(NTTセキュアプラットフォーム研究所), 美馬正司(日立コンサルティング)
18:00 閉会挨拶(MEDIS-DC)

医療情報やゲノム情報のビッグデータを利活用して、個別化予測・医療を実現してゆくために、避けて通れないのは、プライバシー保護の問題である。医療情報やゲノム情報の機微性の高い情報を、プライバシーを保護したまま、解析することが求められている。そのための技術として、昨今、注目を浴びているのがプライバシー保護データマイニングの技術である。中央大学の辻井重男先生からはプライバシーを保護した個人情報の統計処理方式として、(1)乱数付加による統計処理秘密分散、(2)Paillier暗号を用いた統計処理、(3)紛失通信による秘密分散状態を用いた統計処理方式などの技術が紹介されていた。東京大学の興梠貴英先生からはk-匿名化の影響についての評価、日立コンサルティングの美馬 正司氏からは匿名化技術の動向と海外事例が紹介されていた。今後、非常に重要になってくる技術であるといえる。

Categories: Medicine, Symposium.